10月某日『お金持ちになる生き方の実行度をチェックしてみた』

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『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』という本から、自分がお金持ちになれる生活をどれほど実行できているかチェックしてみた。

 

まず、収入源を複数持つことの大切さについて。

一応これは、給料のほかに投資と利子があるのでクリアということにする。得られる利子をちょっとでも増やそうと金利の高い(0.2%)『あおぞらBANK』も活用している。

 

しかしながら、バリバリ活用出来ているわけではないので、もう少し『あおぞらBANK』の使い方を工夫したいと思っている。ココがやや課題だ。

記事利子32円から考える貯蓄の三本の矢 - 未熟な日々

 

この本では投資信託や株で資産を増やすことに関してボロクソに言っているのだけど、オススメされている不動産投資には手が出そうにないので、いやもう私はコレ(積立投資)で頑張りますわ!って感じ。

 

資産を増やすには…

常に自分の得意な投資手法、投資分野について勉強し続けて、「優位性」を維持・強化していく必要があります。(P159)

 

とあったので、私が持てる「優位性」って何だろう?と考えてみた。

専門的な知識はプロの人には劣るだろうし、金になるものを見分ける嗅覚もない。私が唯一勝てる部分は『時間』かなと思った。

 

1年2年の短期でプラスを目指すのではなく、30年かけて資産を増やす。そしてドルコスト法でリスクを下げる。

バブル崩壊後30年。ドルコスト平均法の結果発表』の記事を読んで、こんな株価チャートでもプラスになるのだなあと積立投資のリスクの低さから積立投資を始めることに決めたのだ。

 

それから『「アベノミクスと日経平均」が暗に示した「積立投資の危険性」』の記事を読んで、積立投資をやめる時期が数年変われば利益が大幅に増減することがあると知ったので、税優遇があっても”つみたてNISA”(20年で強制終了)は利用しないことにした。

 

もしも、つみたてNISA20年目に今回のコロナのようなことが起きたら…。考えるだけで恐ろしい。

 

リスクの覚悟を持つ

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これだけリスク回避について語ってきたが、何より大事なことはリスクを覚悟することだそうだ。

投資というものは必ずリスクがあるものだから、費やしたお金がパアになる覚悟は必要だとこの本に書いてあった。

 

これに近しい私が取っている行動は『失っても痛くない金額を投資に使う』である。

実は高校生のお小遣いレベルの金額しか投資していない。…抽象的に言っても仕方がないので恥を忍んで公開する。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)⇒3000円
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス⇒500円

あとは余ったT-ポイントをポロポロと費やす、という感じ。(うぅ…金額が安くて恥ずかしい)

記事すき間時間にひと月1000円の稼ぎは是か非か。 

 

月3500円なんて家計簿やお小遣い帳を付けていなければ何に使ったか分からない金額である。そんな記憶に残らない意味のない浪費に使ってしまうぐらいだったら、最初からその金額は無かったものと考えて、得をする可能性の多いにある積立投資の費用にしようと思ったことがスタートだったから、今はこれで良いのだ。

 

もしもパアになってしまったとしても、生活が大きく変わったり、泣き叫ぶような金額では決してないこと。これは穏やかな投資生活を過ごすために、ネガティブ思考な私には必要なことだと思う。

 

一応、生活に余裕を感じたり投資に慣れてきたら、負担にならない程度に投資額を増やしていきたいとは考えているけれども。

 

日本株で儲けるのは難しい!?

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▲2030年高齢化予測 引用:See the 'super-aged' nations 

 

『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』には「日本株は儲からない」とはっきりと書いてある。

「人口が増えれば株価が上がる」という単純な真実

なぜ、日本の会社は利益が上がりにくいのでしょうか。その背景には「人口減少」があるのです。

その国の株式が、今後上がるのか、下がるのかは、人口ピラミッドを見れば簡単に判断できます。(P.78)

 

先ほど私が投資していると紹介した『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』というファンドだけれど、そっくりな『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』というファンドも存在する。現状は大差がない動きをしている。

 

先進国である日本をわざわざ省いた方を選んだ理由は2つある。

1つは本の意見と同じで、少子高齢化が著しく、学力も落ちてきている国(東大の世界ランクも下がってきている)の30年後にあまり期待できないと思ったからだ。

 

もう1つは、仕事を辞めるつもりも日本を飛び出す予定もないので、日本が上向きになれば、その恩恵は実生活で十分受けられるだろうと思ったからだ。

それに日本が不景気な時に連動して資産も減ってしまっては心が沈んで堪らない。投資先は実生活の経済状況とリンクしすぎていない方が良いと思ったのだ。

 

お金持ちになれると言われる生活と自分の生活を比較してみたところ、収入源を複数持つこと・「優位性」を獲得すること・リスクを覚悟すること・日本株は避けること…規模はめちゃくちゃ小さいけれど、何となくそれっぽい形にはなっているんじゃないだろうか、と個人的には思う。

 

とりあえず、色々情報や知識を頭に詰め込むだけじゃなく、きちんと行動に移せていたことに少し安心した。頭で考えているだけじゃ、お金は動いてくれないからね。

 

本当に、めちゃくちゃ規模は小さいけれども。(2回目)

 

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