12月某日『FUGDE(ファッジ)が着たいからGISELe(ジゼル)を読む』

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ネットで検索すれば星の数ほどコーディネートが見られる時代なので、このところずっと雑誌を買うことはなかった。

 

もうあと数日で最新号が出ると言うのに、パラパラと覗いてみると「ハッ…これは!」となって、我慢できずに買って帰ってきてしまった。すごく久々に雑誌にお金を払った気がする。

 

おじ靴について語った記事でも述べたのだけど、私はFUDGE(ファッジ)のようなトラディショナルな雰囲気があるファッションが好みで、それは今でも変わっていない。

今月号(2021.01)のGISELeはFUDGEのようなファッションを再現したい”日本人”は是非とも参考にすべきだと個人的に思った。

記事わたしの愛すべきおじ靴 - 未熟な日々

 

海外スナップや外国人モデルのコーディネートを参考にする時は少し気を付けることがある。それはお手本よりも”ややクラシカル(カジュアルを減らす)”を意識することだ。

 

どこかのファッションコラムで読んだのだけど、日本人は外国人に比べて骨格が幼いので、そのままマネをすると理想よりもカジュアルな雰囲気が強く出てしまうらしい。

 

手本がスニーカーならバレエシューズやちょっとヒールのある靴、おじ靴なんかに変えたり。手本がパーカーならば、こっちはケーブルセーターにするとか。

…とまあ、少々の調整が実は必要なのだ。

 

今月のGISELeがどうしてFUDGE風を再現したい人にオススメかと言うと、今月号のGISELeは普段よりもややカジュアルな印象があったからだ。

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※しばらく見ないうちに可愛いモデルさんが参戦してた!

 

久々に雑誌を買ったので、もしかするとここ最近はこういう路線で、”普段よりも”は正しくない可能性もあるのだけど、私の中でGISELeはモード系カジュアルのイメージがある。

今月号はそのモードっぽさが控えめで随分リアルクローズできそうだなあと感じた。

 

FUDGEやCLUELを見慣れている人、好きな人にはややレディすぎる(理想よりキレイめな)コーディネートに見えるかもしれないけれど、その少々のNOTカジュアル感が日本人の骨格と合わさった時、上手い具合にFUDGEっぽい雰囲気を持ってきてくれそうだと私は思った。

 

正直、無料でコーディネートが検索し放題の現代で、雑誌を買う意味なんてあまりないと思っていたのだけど、お金を払ったからか隅から隅まで読んでアレコレ考えたりして、何というかすごく新鮮だった。

 

雑誌代なんて真っ先に削ることの出来る雑費だろうと思っていたけれど、学ぶことも刺激もたくさんあって、毎月買おうとは思えないけれど、今回みたいにグッと魅かれる内容だったら手に取ってみようと思った。それは全然ダメな出費じゃない気がした。

 

しかしまあ、雑誌ってこんなにも高かったっけ?昔はよく毎月毎月買い続けられたものだ。

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