投資とニットと小説と。

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♦3月5日 雨

 

残っていたT-ポイントのうち200pt(100ptずつ)投資に使う。

先月獲得したポイントのうち合計で570ptも投資に費やせた。良き良き。こうやってちょっとずつでもポイントを投資金額の上乗せにまわせると良いな。

 

ニットを洗う。雨だけど。

以前3枚まとめて洗ったら思いのほか大変で、1枚ずつ洗おうと決心した。とりあえず1枚手洗いして、洗濯機で軽く脱水。雨(プラス夜)なので部屋干し。明日、もう1枚やっつけたい。

 

『この世にたやすい仕事はない』(著:津村記久子)を読み終える。

ストレスに耐えかね前職をやめた主人公が、「簡単な仕事を紹介してください」と転々と色んな仕事を体験する話で、小説(フィクション)だから当然なのだけど変わった仕事ばかり出てくる。

 

最初は「一見簡単に見える仕事でも、大変な面はあるのだよ」という内容なのだと思っていたのだけど、

  • ふとした陥穽(かんせい)は、どこにでも口を開けているのだろうと思う。(P422)
  • どんな穴が待ちかまえているかはあずかり知れないけれども、だいたい何をしていたって、何が起こるかなんてわからないってことについては、短い期間に五つも仕事を転々としてよくわかった。(P424)

 

プライベートも仕事もダメダメな日や、ハプニングで苦痛な環境が訪れること、自分が原因だろうがなかろうが、そんな精神的にツラいことが重なって穴に落っこちてしまう可能性は誰にでもある。どんな仕事でも。

 

最期まで読むとそんなメッセージがあるような気がして、なるほどタイトル通り『この世にたやすい仕事はない』だなあと思った。

 

この世にたやすい仕事はない (新潮文庫) [ 津村 記久子 ]

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