携帯世代の私の手紙の思い出

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♦3月7日 雨

 

近所の【餃子の王将】が閉店してしまうという情報が入ってくる。

献立が餃子の日はココの生餃子を買いに行っていたのに。タネを作って皮で包むなんて手間も時間もかかるからやってられない。簡単で美味しい餃子が手に入らなくなってしまうなんて、困る。誤報であることを祈りたい。

 

ブルーレイレコーダーに入っている【ハイキュー!!】(稲荷崎戦)を観る。

リアルタイムでも観ていたけれど、声も私のイメージと違ってしっくりこないし、テンポも良くなかった。作画は「コロナ禍で本当に、本当に、大変だったんだなあ…」というのがモロに出ているデキで。残しておく必要はないかなあ、と消すことに決める。

ただ消す前にもう1度観ておきたいとは思って。OP・ED・CMを丸っと飛ばして1話22分くらい。今日は4話消すことができた。

 

【十二人の手紙】(著:井上ひさし)という1980年に発行された小説を読み始めたのだけど、これがまたなかなか面白い。手紙だけでストーリーが進むのだけど、他人の手紙を覗き見ているような背徳感と、手紙の内容からアレコレ想像して脳がフルに働く感じが、何とも言えない快感である。

 

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先日の日記の中で「日記本が気になっている」と述べたのだけど、ここ最近の私は”個人感”の溢れた文章にどうやら飢えているらしい。

日記本について言及慣れない祝日と読書 他 

 

気になる書簡(手紙)式の作品をメモ。

 

既に携帯を持っていた高校生の時に、遠くへ引っ越して行った友人と何故だか忘れたけれど手紙を送り合うことが始まって、プリクラを同封したり、絵で描いた暗号文にしてみたり。

結局のところ学生だった私たちには文通が続くほど切手代が懐に痛くなってしまって長続きはしなかったけれど、本を読んでいてそんな経験があったことを思い出した。

携帯が当たり前にある世代で、手紙のやり取りをしたことがある人はどのくらいいるのだろうか。私が切手を貼って手紙のやり取りをしたのは、後にも先にもコレだけだと思う。