10月22日 晴れ

 

『アイドルに会わせてあげる』ことを引き換えに大金を受け取り姿をくらませる、そんな詐欺をした男が逮捕されたというニュースを観た。

 

「芸能人ダレソレのマネージャーです。相談相手になってあげてくれませんか?」

「500万円が当選しました。××中に連絡が無ければ無効になります」

 

本気で詐欺をする気があるのなら、もっと真剣に文脈を考えるべきでは?と昔は思っていたけれど、マーケンティングの本に「馬鹿馬鹿しい内容なのはワザと。この程度で引っ掛かる人は、簡単に何でも購入してくれるから。」「頭の良い人を相手にするよりよっぽど商売が楽」と書いてあるのを読んでから、より一層身を引き締めるようにしている。だって、その発想は全くなかった。

 

「自分は大丈夫」と言う人間は、きっとこうやって日常的に詐欺とニアミスしていることにすら気が付いていない。当然、そこに私も含まれる。