8月某日『ぶくぶく夢の家庭菜園』

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先日、購入した『世界がもし100人の村だったら』という本にこんな内容が書かれていた。

記事8月某日『15年振りに【世界がもし100人の村だったら】を読む』 

 

こんなことも想像してみてください。もし、都市に住む人が野菜を自分たちでつくったら、と。

キューバの首都・ハバナは、そんな菜園都市です。

アメリカの経済封鎖とソ連の崩壊で、たべものが手に入らなくなったキューバではハバナの市民に、土地を貸すことにしました。

人びとは中庭を、バルコニーを、屋上を、ゴミ捨て場を耕し、空き缶にも土をいれて、野菜をそだてました。化学肥料や農薬は、つかいたくても、ありません。ですから、すべて有機農法です。学校や家庭から出る生ごみも家畜の餌や肥料にしました。

ハバナには新鮮で、安くて、安全なたべものが出まわるようになりました。

 

ベランダ菜園よりも、もっともっと小規模で行える”空き缶菜園”ですって!?

調べてみると、ルッコラや大葉、ハーブ系などの野菜が作れるらしく、おー良いじゃんとやる気になる。

 

ただ、缶は0円で手に入るとして、土や肥料、種や苗の値段を考えると買った方が結局は安いのかなあと思うと前向きな気持ちもシュンと小さくなる。美味しく育つ保証もないし。

「超簡単!」と言われている豆苗でさえ、私が再生させたやつはすっごい不味かった。愛が足らんかった…?

 

私が家庭菜園やベランダ菜園に興味があるのは、野菜って気候で倍の値段になったりするし、余ってダメにしてしまうこともあるから、節約にならないかなあって淡い期待からだったりする。だけど手間もお金もかけて不味い野菜を食べるのは嫌だなあ。

 

親戚が庭で軽い家庭菜園をしていて、スナップエンドウやオクラを大量にくれるので、スナップエンドウを買ったことがなかったのだけど、何となくスーパーで値段をチェックしてみたら、ちょっとしか入ってないのになかなかお高い野菜でビックリした。

 

ルッコラや大葉なんかは安くで買えるから、栽培するなら枝豆やスナップエンドウとかこういうちょっと贅沢な野菜が良いななんて豆苗も失敗したくせに生意気にも思ったりする。

 

だけど、調べれば調べるほど何かを育てるということは大変で面倒で意外とお金もかかることが分かってきて、ヤル気がガンガン削がれていく。『夢の家庭菜園』とは言うものの、夢は夢でもちっとも叶いそうにない泡沫の夢である。ぶくぶくぱちん。

 

けれども、腐りゆく野菜をただただ眺めているのも悔しいので、食材を無駄にしないことで節約に繋げたい。そんな努力はしたい。

 

根菜やブロッコリーなんかは茹でて冷凍保存できると知っていたけれど、キャベツやキュウリ、トマトなどの水分の多い野菜も冷凍で長期保存が出来るなんて知らなかったよ。

 

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