11月7日 晴れ

 

先日落札したニットを手洗いする。古着を着られないほど潔癖ではないが、コートはクリーニングに持っていくし、ニットは手洗いするし、その他は洗濯をする。何となく、他人の物から自分の物にするための精神的なワンアクションだ。

衣食住と言われるだけあって、私の人生でびっくりする数の衣類を購入してきたし、失敗や無駄買いなど、1番無駄にお金を使ったのも衣類だと思う。古着は失敗しないのか、と言われるとそんなことはないのだけど、服のランクが上がり、クリーニング代を加算しても被服費はガツンと下がっているので、もっと早く古着派に移行しておけば良かったと過去を振り返ると毎度思ってしまう。

「心の底から欲しい物があれば新品で買って良いよ」と自分に許容しているけれど、それほど欲求がこぼれるような衣類には未だ遭遇していない。