♦2021年4月8日 晴れ
すっかりと暖かくなってきたので、電気ブランケットを洗濯する。
電気で動くモノが洗濯できることが本当に不思議で堪らなくて、「壊れない?」という不安も消せないんだけど、説明書に大丈夫と書いてあるから大丈夫なんでしょう。
洗って、中の線がぐちゃぐちゃにならないように簡単に整えて干す。マフラー、手袋などの冬物と一緒にしまっておく。
電気ブランケットのおかげで、去年の終わりから今年の冬にかけて自室で暖房を使わずに過ごすことができた。2020年に買った中で、1番当たりのアイテムだったと思う。
スザンヌ(34歳)の高校再入学のニュースが話題になっている。半年ほど前に話題になった光浦靖子の『留学に行こうと思っていた(コロナで行けなくなってしまったけれど)』コラムを思い出す。目が開かないほど眩しいなあ。
…と一瞬何も手に入れてない自分に焦りを感じたけれど、私別に世間から褒められるような生き方は求めてなかったんだった。
習い事をいくつもして、勉強もちゃんとして、部活も一生懸命やって、外での素行も良くて、家でも生活習慣にガミガミ言われて、あんなに世の中の正解をヘロヘロになりながらこなしてきたというのに、結局凡人にしかなっていないんだから。そういう努力はもうしたくない。上ばっかり見るのは首が痛い。
立派な経歴を誇って生きていきたいんじゃなくて、くだらない人生をゲラゲラ笑って生きていきたいんだった。
あれは彼女たちのやりたい事で、”私”のやりたい事じゃない。
『世間から評価される事』と『自分のやりたい事』が一致していれば、こういう事が好きです、やりたいです、って堂々と言って称賛や応援が貰えるから、それは羨ましいけれど。かつてあんなに頑張れたのは「褒められたかったから」だろうし。
それも過去の話。やりがいの搾取や「今頑張らないと未来は…」なんて脅しは今はもう勘弁。努力は『面白い人生』『楽しい人生』を手に入れるために使いたい。