♦2021年4月9日 晴れ
自分の身の回りに大事にしたい物を存在させておく。それをちゃんと愛でる。
少し気になる記事を見付けた。
何年もバイトをしていると、職場に同年代がいなくなっていく。同級生はどんどん就職して、高級ホテルとかで2000円のランチを食べてたりとかして。そういう中で、自分の身の回りに少しでも愛せるものがないと、心底、荒んでしまう感じがあって。
自分自身はもちろん、世界に対しても期待を持つことができなくなってしまいそうで、もしそうなったら、いよいよこの生活から抜け出せないんじゃないかって。そういう気持ちで、チャーハンを愛したり、自転車を磨いたりしていたんです。
引用:https://townwork.net/magazine/life/80463/
愛でる物は大それたモノでなくても良くて、例えば爪や毛先のケアをやってみたり、靴を磨いてみたり。
小さな端っこを大事にしていくうちに、自分全体を大事に出来るようになる。そうすると、”世界から受け入れられているような””祝福されているような”感覚が育まれるらしい。
爪を綺麗にしたら、指や手も綺麗にしたくなるし。段々と”大事にする”が広範囲になっていくのはちょっと分かる気がする。『自分を大事にする=自己肯定感が高い=世間に受け入れられている感覚』。そこまで登っていけるかは分からないけれど。
『病は気から』という言葉は有名だけれど、『運は気から』もあり得る気がする。ネガティブな人よりもポジティブな人の方が幸運に恵まれているように思うから。で、ポジティブな人っていうのは自己肯定感の高い人だ。
とりあえず、まずは愛用している革のバッグに愛情を込めてクリームを塗ることからやってみようと思った。
自分よりも社会的に恵まれている人を見て心が荒んでしまう気持ちがすごく分かるから、前向きなメンタルが育まれることを期待して。難しいことではない。目に入る自分の私物を大切にするだけだ。