8月某日『素人が積立投資の勉強で生かしたことまとめ』

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およそ2カ月前、私は積立投資を始めた。

お金の本を読むとどの本も投資を推しているけれども、『ギャンブルじゃないのか?』『借金を背負うハメになるんじゃないのか?』と1歩踏み出せないでいた。

 

その誤解が解けて「じゃあ投資やってみるか」と思った時に、今はネットを使えば無料で情報が入る時代だけれど、やっぱり納得して積立投資を始めたいと思ったので、本に課金したのである。

 

投資信託はこうして買いなさい 30代でも定年後でも、ほったらかしで3000万円! [ 中野晴啓 ]

価格:1,650円
(2020/8/6 06:41時点)

まず素人にオススメなのが『積立投資』だ。

積立投資は基準額が上がれば単純に得だし、下がってもその時は同じ金額でたくさんの口数が買える仕組みになっていて、長期運用すればするほど損をする可能性が減る資産運用と言える。

 

私は恐々と月3500円から始めることにした。まずは損をしても笑って流せる金額から始めようと思った。

 

いくら積立投資が損をしにくいと言っても、どうにもならない場合がある。最初は調子が良くてもその後ずっと基準額が下落し続ける場合だ。

 

しかしながら今は下落を続ける投資信託でも、数年後にはスカイツリーの如くグイーンと上を向く可能性を秘めている場合だってある。

その判断基準の1つとなるのが【投資信託はこうして買いなさい】の『資金の流入出状況(P117)』であった。

 

実はこの本を選んだのは、おすすめの投資信託を9本厳選してくれているからで、もし勉強しても分からなければオススメの中から選べば良いやと甘い考えがあったからだ。

 

この本は2014年出版と少し前の本なのだけど、2020年に『資金の流入出状況』をチェックすると”良し”と言えない状態になっているものも何本かあった。

 

今ネットで誰もが「オススメだ!」と声を上げている投資信託だって、数年後には「あれれ?」となっているかもしれない。その時に止める基準を知っているのといないのとでは大違いなのである。

 

オススメの投資信託がイマイチだったことで、皮肉にも『きちんと自分で選ぶ』その大切さに気付かせてもらった本だった。

 

ちょっと得するかもしれない情報

どの投資信託をいくら買おうと決めた後は、買付日を考えてみるのも面白い。

diamond.jp

 

積立投資は毎月自分でわざわざ買いに出向かなくても、「毎月この日に買っておいてよね」とオートメーション化できる。

 

手間はかからないのに、分かりやすいからか買付日を給料日(5の倍数の日)や月末に指定する人が多く、微妙に、本当に微妙にだけど、基準価格が上がったりするらしい。高い日に買うのは損なので「日付にこだわっているわけじゃないのなら、適当な日にしておきなさい」と有益な情報が…!

 

もう1つ面白い記事がある。
1カ月に1回購入するのと、それを30で割って毎日購入するのとでは、変わるのか?を算出した記事である。

style.nikkei.com

 

月に1回でも週に1回でも毎日でも、結果はほとんど変わらないそうだ。

 

この2つの情報を得て、私は月に1度の購入、その買付日は13日を指定している。

年1ぐらいで資産流出状況をチェックして、月1できちんと購入できているか確認して、後は忘れるに限る。お金のことで一喜一憂するのは精神的に良くないし、ほったらかしで許されるのが積立投資の良さだからだ。