11月某日『ハガキ・切手を売りに行ってきた』

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商品券・QUOカード、切手・ハガキはお金のようであってお金ではない。

使える場所や使い方が制限されていたり、お釣りが返ってこない、言わば使用制限付きマネーといったところ。

 

切手やハガキなんかは年賀状の書き損じを郵便局に持っていって溜まっていった。元々使う機会なんてほとんど無いのだけど、消費税の増税で切手代の値段が上がりこれを使うには1円2円を足す必要が出てきた。きちっとした場面では使えないので、ますます出番が遠のいていく。

 

商品券は貰ったもののもう何年も活用の機会が訪れなかった。

なので、これら全てを思い切って換金することにした。

 

持参した使用制限付きマネーたちの額面はこんな感じ。

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欲張って『郵送での切手買取』も調べてみたりしたけれど、シートじゃないバラの切手、記念切手でもない普通の切手の買取にイマイチ言及されていなかったので、「もう安くても良いや」と近所のお店に持ち込んだ。

 

何と言うか、使う機会も訪れないのに『○○円分の価値があるんですよー』って存在感を感じているのがすごい鬱陶しかったから、手元から無くなった今、めちゃくちゃ清々しい。

 

結果は、切手は額面の50%、ハガキは30%、商品券は90%の買取で5189円だった。

切手の中で1枚だけ「角が欠けてる」という理由で返却されたけど、他は全部買い取ってもらえた。

 

正直、もうちょっと切手やハガキは高い買取額(率)を期待していたのだけど、使うことの出来なかった7630円分のマネーもどきが使える5189円になったのだから良しと思うことにする。

 

ファイナンシャルプランナー(FP)の中には「ポイントは貯めずにさっさと使え」と主張する人がいる。

記事ポイントは貯めずにすぐに使うべき理由(FPコラム)

 

これはポイントだけでなく商品券なども同様だと私は思っている。

上で述べたように、現金と違って使う場所や使い方が制限されてしまうという理由もあるけれど、ポイントはお金(利息)を生まないからだ。

 

現金はポイントと違い銀行に預けることが出来る。たったの0.001%でもプラスになるのである。ポイントは何年保有しようが1円も稼いでくれないのだ。

 

ポイントは真っ先に消費して、その分現金を多く残す。

 

私は高金利(0.2%)の『あおぞらBANK』を所有しているので、サクッと換金していれば、買取金額(5189円)で換算しても年に10円ずつくらい増やすことが可能だったのである。勿体ないことをした。

 

買取はどうしたって額面が下がってしまうから100%オススメ出来るわけじゃないけれど(使い道があるのなら額面通りに使える方法が1番良い)、ポイントの活かし方に関しては頭に入れておきたい。

 

今回の買取金額から2000円あおぞらBANKに投入したので、今日から年利0.2%で働いてくれるはずだ。全額投入しないところに私の甘えが出てしまっているけれど、とりあえずは一歩前進だ。

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