11月某日『欲しかったの?欲しいと思わされたの?』

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現代社会は目に入る物全てが広告だ。

雑誌もファッションビルの看板広告もテレビのドラマでさえも、多くの企業が練りに練ったさり気ないアプローチで物や経験を買わせようとしてくる。

 

だから、本当の欲望でも、煽られた欲望だったとしても、次から次へ欲しい物が出てくるのは仕方のないことだったりするのだ。

 

こんな時「もう少し給料が良ければ、満たされるのに」と思ったりするが、『そこそこ良い給料になると、欲しくなるモノもランクが上がるから、結局いつまで経っても労働から逃げ去れないのさ』とこの本には書いてあった。

 

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【年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち】について別の視点からも記事を書いている。

  

とんでもない資産家でもない限り、欲しい物ややりたい事を全て手に入れるなんて到底無理なのだ。

 

そこでオススメしたいのが、【欲望に順位をつける】ことである。

3番目に欲しい物よりも1番目に欲しい物を手に入れる方が絶対に嬉しい。使えるお金には限りがあるのだから、欲求度2位、3位の物に手を出すと、1番欲しい物はいつまで経っても手に入らないかもしれない。

 

本当はもっと欲しい物があるのに、別の物を優先して買って、1番欲しい物はずっと手に入らないなんて、冷静に考えてみると変なお金の使い方だ。

 

不思議なもので、順位をつけてみると5位くらいのものって「あれ?実はそんなに欲しくなかったのかな?」って思えてきたりする。買ってすぐどうでも良くなる物に手を出してしまうことも抑制してくれる。

 

お金に限りがあるこからこそ、欲しい事・やりたい事の順番をハッキリさせて、”本当に”欲しい物にお金を使えるように頭の中を整理することってすごく大事だ。

 

★★★★

私は高給じゃないから、お金や将来を考えると不安でいっぱいになっちゃって、あんまり欲しい物を買えていないなと最近思う。

 

近年、家計簿を公開するようなブログが増えてきて、それを見ていると、私よりも少ない給料で一人暮らしをしながら毎月決まった額を貯金して、趣味やオシャレも上手にお金をやりくりしている人が多くて、すごく憧れる。

 

必要な物、欲しい物には妥協せずお金を使い、それ以外は安物で満足していたり、そもそも買わなかったり。公開された家計簿からそのメリハリが伝わってくる。

 

財布の紐が固いというのは良い事だけど、何事も限度が大事だと気が付いた。

あれもこれも我慢していると日常は余りにも退屈だ。せっかく稼いだお金、本当に欲しい物に使わず何に私は使うつもりなんだろう。

 

不安が大きくなると『お金は使ってこそ』ということをすぐ忘れてしまう。

記事お金を稼いだその先は…? 

 

多分将来に関しての不安はずっと付きまとうけど、貯金は”コツコツ”だ。我慢ばかりじゃ長く続かないだろう。

お金を使うなら1番欲しい物に。私もお財布にメリハリをつけて生活していきたい。