1月某日『とある夢の夢占いをしてみたら…』

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「こんな夢を見たんだよ」なんて話は他人からすると心底どうでもよいことだとは思うのだけど、ここは私の日記帳のような場所なので語らせて欲しい。

 

歯茎がブヨブヨと弱り、歯がグラグラ血がジュワジュワ、「うわ、やばい!」とどうにか歯が抜けないように必死で指で押さえているのを嘲笑うようにポロリポロリと歯が抜け落ちていく夢を見た。

 

「もう二度と生えてこないのに、失っちゃった…」という絶望感とも喪失感ともとれる感情でいっぱいになって目が覚めた。

 

インパクトのある夢や何度も同じ夢を見た時、ネットでちゃちゃっと夢の意味を調べてみたりする。どこの誰が書いているのか、本当に占い師が書いている記事かさえも分からないので、妄信することはないが、結構面白い。

 

大学生の時はよく”文字が読めなくなる夢”を見た。

夢の中の私は課題のレポートを発表しているのだけど、レポートの文字がいつしか全てひらがなになり、次に句読点が消え、『読みにくいな…』と思っているうちにアラビア語のような読解不能な文字になり発表ができなくなってしまう、そんな夢だ。

 

『文字が読めない』『文字化けする』そんな夢はストレスや不安を意味しているらしく、振り返ってみるとまあ確かにあの頃は色々しんどかった。

 

今回見た”歯が抜ける夢”。

夢の中で『歯』は家族を表しているらしく、家族のことで不安やストレスはありませんか?と書いてあった。

…あっ!

記事憂鬱なホリデイ、アンハッピーニューイヤーが今年もやってくる

 

占いは未来予知ではないし私個人としては「へー」くらいにしか思っていないのだけど、猛烈に「歯を大切にしなきゃ」とは思った夢だった。

 

シンデレラ・ティース という小説を読んだ時にも、「あぁ、そうか。永久歯をダメにしちゃったらもう終わりなんだ…そんな意識は持っていなかったな」という感情を抱いて、大切にせねばと思ったはずなのだけど、スッカリ忘れていた。

 

夢のおかげで、虫歯にならず歯茎を弱めない、そんな習慣を頑張らねばという気持ちを思い出した。あの絶望感はリアルでは味わいたくない。

 

”占いにがっつりハマって占い師とずぶずぶで散財”なんて再現ドラマをたまに見たりするけど、占いを本職にしている人には申し訳ないが、占いとは動物占いや星座占いなどゲラゲラ話のネタにできる娯楽ぐらい距離感で済ませておくのが良いと思う。

 

人生の正解の選択肢が分かるなら、予め訪れる危機が分かるなら、誰も苦労せんのよ。

 

中村天風がこんな言葉を遺している。

運命よりも心の力が勝てば、運命は、心の支配下になる

 

長い人生、不幸や悲劇の1つや2つ起こるだろう。何も起きなかった人がいれば、それはその人が奇跡レベルで恵まれただけだ。

だからこそ、何らかの不幸に見舞われたとしても、落ち込んだ後には再び立ち上がっていける心を育んでいきたいねぇ。