幸福論 中村うさぎ・カズレーザー・水木しげる

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♦3月17日 晴れ

 

3月1日の日記の中で『中村うさぎの「選んだ人生を自分で正解にするしかない」という言葉にしびれた』と書いた。

選択肢ABCのうちAを選んだらこれを諦める覚悟はあるか、Bを選んだらこれを諦める覚悟はあるかって、ひとつひとつ自分に問いかけて生きるしかない。全ては持てないんだから。

一番欲しいものが何かっていうのを自分で決めなくちゃいけなくって。それは結構つらいことなんだけど、心を決めたら、その選択を自分で正解にしていくしかない。

人生に正解はないって私はいつも言うんだけれども、本当に正解なんてない。

結婚するのが正解なのか、親のために生きるのが正解なのか、仕事で生きるのが正解なのか。何ひとつ正解はないけど、決めた以上はこれが正解なんだと信じるその気持ちが大事。

 

カズレーザーが『人間なんて結局ハッピーエンドなのに』と主張する記事を見た。

「わざわざ不安を探して不幸になっているだけ」「見付けなければ幸せ」と彼は言う。

 

これは中村うさぎの考え方を持ったその後、不安に押し潰されそうな時に使える考え方だなあと思って。「わざわざ不安を探しに行かない」「良い面を見る」。ネガティブな性格だから覚えてい置きたい心の持ち方だ。

 

近しい考え方で、【ゲゲゲの鬼太郎】の作者・水木しげる先生が「死なない程度に飯を食えるだけで幸福なのに、屁理屈をならべて自分を不幸にする人間を見ると笑える」てなことを言っていたらしい。

 

”屁理屈をならべて”ってところに自覚がありすぎて私も笑ってしまう。こっちは苦笑いだけど。

美味しい、楽しい、嬉しい、気分が良い、満足、そこに『人と比べて』という視点は必要ない。単純で良い。グッバイ屁理屈。

 

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