7月10日 雨

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暑くなり始めた時に「夏服が全然ない!」と思っていたけれど、何だかんだやってこれていることに気が付く。こんなご時世で、お洒落をする機会もないし、T-シャツとデニムがあればやり過ごせている。

 

ここ数日読んでいる【密やかな結晶】(著:小川洋子)が尻上がりに面白くなってきた。

何だこの丁寧な口調は、と読み始めは思っていたけれど、静かで不穏な世界観にマッチしていて、むしろピッタリだと思えてきた。読み終わるまであと少し。どんな結末が待っているのか想像もつかない。

密やかな結晶 (講談社文庫) [ 小川 洋子 ]

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そして同時進行で読んでいる【敗戦日記】(著:高見順)。その名の通り、高見順が書いた日記。警報だけだったのが、ついに被害が出て、日記の中で”焼けた””燃えた”の文字が多くなってきた。【この世界の片隅に】の映像が頭の中で流れる。

 

ハムスターとチンチラの動画を観て癒される。

幼いころハムスターを飼っていたけれど、手の上でゴロゴロ、みたいなあんな風に懐かれた記憶がない。むしろいつまで経っても定期的に指を噛まれていた気がする。チンチラが10-20年も生きるだなんてビックリ。犬・猫と変わらない。小動物って短命なイメージを持っていた。