8月某日『老後資金2000万円をポジティブに考えてみる』

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老後資金2000万円問題もすっかりニュースで聞かなくなったが、私の胸には未だに重くのしかかっている。

 

今の高齢者は「急に言ってごめんね、何か支援を考えるからね」と色々と手助け制度が作られそうだけど、私が高齢者になる頃には「あの時言ったよね?自分で頑張ってよね」とどうせそんな支援は無くなっているのだろうなと思う。

 

2000万円という数字がどこから来たのかは、定年退職後の無職の夫婦で生活すると、年金やら入ってくるお金よりも出ていく生活費が毎月5万円(平均)赤字になるので、人生100年時代、定年後にまだ人生が30年~40年続くとすると、おおよそ2000万円必要になるという計算らしい。

記事『老後30年平均2000万円』は間違っていない! 

 

全て平均で算出しているので【住居費:13,000円台】とどんな住宅に住んでるんだと言いたくなる。こんないい加減な項目もあって、どこまでこの金額を参考にして良いのやらという感じではある。そもそも30代で買った家に60年も住めるんか?という疑問もあって、家を買うタイミングも慎重にならざる得ない。

 

★★★★

『老後資金2000万円』という絶望に一筋の希望を見出すとすれば、2000万円という数字は定年退職後、“無収入”でやっていくならばという部分だ。

 

定年退職をした後にアルバイト的なことはすると思う。私のマンションの管理人さんも60代後半~70代の人だし、若手じゃなくても働き口はあるのかなと思っている。

ただし、負担のない賃金の低い仕事を週2~3日で良いやと思えるか、身体にムチ打ってちょっとでも良い時給の仕事に就かなきゃやっていけないのか、は持っている財産による。

 

2000万円と聞いた時には正直「うわ、やってられない…」と思ったのだけど、ちょっとでも、それこそ4分の1の500万円でも貯まっていれば、老後の職業選択に随分と幅が出ることに気が付いた。

 

まだ20代。現状結婚していないので、独身で老いると想定しているのだけど、老後まであと30年以上。30年以上かけて500万円を貯められないということはないだろう。1000万円ぐらいなら頑張れるかもしれない。そこに僅かな退職金。…うん、何とかなる気が少ししてきた。

 

何か出来ることを…と積立投資も始めてみた。まだ始めて3カ月の超ビギナー。金額もたったの月に3500円と少額。

3000円は長期運用すれば高確率でプラスになるだろうと言われている投信に。500円は個人的な興味で新興国に投資している。

 

3000円なんて家計簿を付けていないと何に使ったか分からなくなってしまう金額だけれど、こんな金額だって30年コツコツ貯めていけば、108万円になる。資産運用なので上手くいけばもっと。

 

投資に対しての恐怖心が薄れたり、もう少しまとまった現金貯金が出来たら、投資額も増やしたいと思っているけれど、まずは現在の使途不明金を上手いこと貯蓄に変換していくところから頑張りたい。

それで、「あれ?全然負担ちゃうかったけど、こんな貯まってんの?」って経験をしたい。最近、3回目の3500円投入が行われたところなんだけど、何にも負担を感じず、もう1万円以上も貯まってるんですよ。加えてちょびっとプラスになっているんですよ。やば!

記事積立投資を始める前の勉強で生かしたこと

 

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