悪口や批判で溢れたアカウントはお好き？
最近、大型掲示板に出入りする頻度が増えている気がしている。
いや、違うんですよ。決して悪口を求めてそこへ行っているワケではなくてね？入口は『おすすめのコスメ』とか『断捨離している人集合！』みたいな健全な話題だったりして。
でもそこそこ大きなサイトだと今日の人気記事とか現在盛り上がっている記事なんて見出しで目に付く場所に『奢らない男ってどう思います？』『タレントの○○、失言！』みたいな罵詈雑言で溢れているんだろうってトピックスがあったりする。
ついつい覗いちゃうんだよね。気持ちの良いもんじゃないから、見なきゃ良いのに。
『嫌なら見るな』という言葉があるけれど、不快・嫌悪・怒りっていうのは感情が大きく動く瞬間でもあって、心電図に例えるならビクンッ！と大きく跳ねる部分だったりするわけで。その感情が揺さぶられる感覚に中毒になっちゃって、”見なきゃ良い”を実行するのは難しいんだって。
何もアンチ行為みたいな世間で「良くない」とされていることだけじゃなくて、不味いのに食べたくなるとか、怖いのに見たくなるとか、不愉快にハマるっていうのは意外と身近にあったりする。
良くも悪くもない物（感情が動かない物）を食べたり、そんな作品を見聞きしている時よりも、確かによっぽど(勘違いの)充実感を感じてしまうようなあ、と納得してしまう。
ただ、食べ物や創作物っていうのはそういうマニアに向けたちゃんとした”作品”だから。
作品でも何でもない、嫌な気持ちになるだけの文字のやり取りに、書き込んだり参加をすることはないけれども、中毒になりかけているには良くないよなあと感じている。
掲示板の良い部分だけ活用できるなら良いのだけど、私はそうじゃないようだから、もう近付かない方が良いんじゃないかと思って、今その掲示板への出入りを自分自身に禁じているのです。また2日目なんですけど、毒抜きの最中です。
『何日達成！』という目標を定期的に設けるつもりでいて、達成したらお高いアイスなりリッチなお菓子なり、自分にご褒美を与えようかと。今フチ子さんにハマっているので、ご褒美はフチ子さんでも良いかもしれないですね。
ちょっと格好つけたことを言うと、世の中には綺麗な物も気持ちの良い物もいっぱいあるのに、わざわざ不快になることに時間も感情も消費してしまうのは勿体ないなあ、なんて冷静になると思ったりするんですよね。
ネットは便利なものだとは思うし、時に楽しいし、何よりこれからもっとネット社会になっていくだろうと思っていて、だからこそ良い面だけ選び獲り悪い面はスルーする人間力みたいな物が必要なのだけど、なかなか難しいものです。
【その後】：15日達成をイモでお祝い - 未熟な日々
