2月某日『鼻毛カッターの断捨離』

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未使用鼻毛カッターを捨てまーーす!!!

 

新聞を契約した時にカタログブックから3つ4つ選べる粗品の1つだったと思うのだけど、1度も使うことなく、いつからあるのかも分からないぐらいの月日が経ってしまった。

 

洗剤やスポンジを選んでおいた方がまだ役に立っただろうに、完全なミスチョイスだ。何であの時鼻毛カッターにあれほど惹かれたんだ…!

 

未使用なんだけど「どんなもんなんだろう」と箱は開けてしまっているので、処分一択。

だって『この鼻毛カッター、箱は開いているけれど未使用なの。本当よ。』なんて言われたって私が買う側だったら絶対にイヤだもん。調べてみるとそんなに高い物でもないし。

 

正直「鼻毛カッター、使えば良いじゃん」って捨てさせないように仕向ける悪魔の囁きが聞こえるんだけど、使う気があったり、私にとって必要な物であったらならば、手に入れてからこんなにも長期間オキモノ状態にはなっていないと思うの。

 

捨てない理由っていくらでも作れてしまうから、断捨離って難しい。

「誰がいつ着るの?」ってボロ着でさえも『災害時には必要になるかも』とか『雑巾に使えるかも』とか、残しておく理由がどんどん思い付いてしまう。

 

物との向き合い方は『【モノ】が使えるかどうか』ではなく『【ワタシ】が使うかどうか』、主語をモノにしないことが大事なのだと昔読んだ本に書いてあった。

 

鼻毛カッター】は使える状態だけれども、【ワタシ】は使わない、だろうなあ。

やっぱり私には要らない物なんだよ、捨てよ捨てよ。

 

そして実家ゆえに待ち構えているミッション”親の目をかいくぐる”もクリアしなければいけない。

どうして「これ捨てちゃうの?」ってまるで捨てるのが間違いみたいなテンションで聞いてくるんだろう。ササッと捨てさせてくれよ、聞かれちゃうと決心が揺らいじゃうからさあ~~。

 

指定ごみ袋じゃない地域なら、個人で小さい袋に入れてコッソリ処分するのもアリですよね。ラッキーなことに私の地域は未だ指定ごみ袋の制度がないので、それが賢いかもしれない。

 

近い将来、要らない物を捨てるのにもっとお金がかかる時代がやってくるんじゃないかと私は予想していて、だからお金のかからないうちに小さな物から大きな物まで、要らない物は処分・現金化しておきたいなあと企んでいるのです。

 

処分にお金がかかると、きっと私は今よりももっと捨てられない人間になってしまうだろうから。